Love Eater



そう……だった。

出会った時から生意気で人を馬鹿にして。

一方的に好き好き言ってこっちの事情なんてお構いなし。



お構いなしで……腹立たしくも愛おしかったのに。








再会してから……笑顔すら向けた事なかったな。


いっつも怒ってばっかで自分の事情でいっぱいいっぱいで。


……違う。

それすらも言い訳か。

結局、あいつの『好き』にも自分の『好き』にすら言い訳つけて背中を向けてたんだ。

神父だ魔女だとか。

魔混じりだから不安だとか。

そんなの……後回しに考えればいい事。




何よりも先に………すべきだったんだ。




六花に…会わなきゃ。

六花に………。


甘い……匂いが……。



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