Love Eater
そんな反省に沈黙するソルトを六花は六花で不安そうに反応を待っていて。
瞬きを忘れていた目がようやく乾きに限界を告げるように瞬いたタイミング。
「認めるよ」
「………へっ?」
「お前の事が……好きだ六花」
「……」
「……誰にも渡したくねえし。渡すつもりもねえ。名前から器から心まで………お前の全ては俺の物だ」
「っ………」
「俺は……お前の物だ、六花」
「っ~~~~~……孕む。……妊娠しちゃうぅ」
「フッ、するかボケッ!」
こんなんで妊娠してたら少子化問題なんて浮上せんわ。
なんて、ノリツッコミは心の中でだけ。
それでも冗談めいた軽いチョップを六花の頭に食らわせて、すぐさまくしゃくしゃと頭を撫でてやるのだ。
そんな甘さに最早遠慮なんて六花がするわけもなく、なんならもっと寄越せと言わんばかりに両手を広げながら、
「抱いて?」
「っ……だから、その言い方ぁ」
「へっ?」
「紛らわしいし、期待すんだよ!」
主に下半身が。
なんて補足は流石に響かせないが。
それでも、六花の要望通りにギュッと抱きしめてやるところは甘さ全開。
満足そうにごろにゃんと引っ付く六花の姿にはついつい緩みかける唇を真横にキープするのも一苦労なソルトなのである。
散々空回った末のようやくの両想いというのか。