キライが好きに変わったら、恋のリボン結んでね。
心の中で気合を入れた私はパーカーを羽織り、美代はサングラスをかけて、一緒に部屋の外へ出た。ホテルに泊まっている人はみんな、目の前のビーチが目当てらしく、部屋から水着で出る人が多いんだとか。なので私も美代も、上着を脱げばすぐに海に飛び込める格好だ。
「お、女の子たち待ってたよ」
「楓の言い方って、いちいちチャラいわよね」
「週替わりで楽しんでる、美代様には負けますよ」
楓と美代はふたりで向き合って「ふふふふ」と気味の悪い笑みを浮かべている。
「おい、週替わりで楽しんでるってなんのことだ」
宙斗くんがスッと私の隣にやってきて、尋ねてくる。彼はパーカーを羽織っているけれど、チャックを閉めていないせいで前が全開だ。そこから引き締まった胸板が見えて、心臓がドキリと跳ねる。
あ、宙斗くんって細身なのに結構がっしりしてるんだな。
「おい、聞いてるのか」
声を掛けられて、ハッとする。
やばい、宙斗くんの体に見惚れてた!
頬が熱くなり、私はふいっと視線を逸らす。不自然だとは思うけれど、宙斗くんとは目を合わせないように返事をする。
「ごめんねボーっとしちゃって。えっと、週替わりについてはノーコメントで」
もう、楓も美代も迂闊なことを言わないでほしい。
顔を赤くしたり青くしたりしながら、私たちのいる三階からエレベーターで一階に降りる。先ほどのロビーとは反対側にビーチ専用の出入り口があり、そこから海へと向かった。
「ほえー……すっごく海キレイ」
「お、女の子たち待ってたよ」
「楓の言い方って、いちいちチャラいわよね」
「週替わりで楽しんでる、美代様には負けますよ」
楓と美代はふたりで向き合って「ふふふふ」と気味の悪い笑みを浮かべている。
「おい、週替わりで楽しんでるってなんのことだ」
宙斗くんがスッと私の隣にやってきて、尋ねてくる。彼はパーカーを羽織っているけれど、チャックを閉めていないせいで前が全開だ。そこから引き締まった胸板が見えて、心臓がドキリと跳ねる。
あ、宙斗くんって細身なのに結構がっしりしてるんだな。
「おい、聞いてるのか」
声を掛けられて、ハッとする。
やばい、宙斗くんの体に見惚れてた!
頬が熱くなり、私はふいっと視線を逸らす。不自然だとは思うけれど、宙斗くんとは目を合わせないように返事をする。
「ごめんねボーっとしちゃって。えっと、週替わりについてはノーコメントで」
もう、楓も美代も迂闊なことを言わないでほしい。
顔を赤くしたり青くしたりしながら、私たちのいる三階からエレベーターで一階に降りる。先ほどのロビーとは反対側にビーチ専用の出入り口があり、そこから海へと向かった。
「ほえー……すっごく海キレイ」