偽のモテ期にご注意を

サプリメントやゼリーを無理やり流し込んで出社すると、三石が飛んできた。

「沢城さん!大丈夫ですか?!」

「金曜はゴメンネ」

挨拶もそこそこに自席についたが、三石が心配そうに覗き込んでくる。

三石の心配も分かる。

今の沢城の顔は酷いものだった。

化粧で隠したつもりだが、化粧前には目の下に盛大な隈が出来ていたし、この二日間ロクに食べられなかったせいで、やつれた顔をしている。

寝不足がたたり、頭痛もしている。

「ちょっと、風邪引いたみたいで・・」

力なく笑ってみる。

「無理しないで下さいね」
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