偽のモテ期にご注意を

『どうして』

混乱したまま、持てる力の限り走って走って、気付けば何処か分からない場所にたどり着いた。

乱れた息を整えようとするが、置鮎の事を思い出し、呼吸が整わない。

『息が・・出来ない』

まるで水の中に居るように、上手く酸素が体に入ってこない。

頭痛が起こり、更には耳鳴りがして手足が痺れて来る。

『何コレ?・・怖い』

荒い息を繰り返すが、息が出来なくて喉を押さえる。

『あ・・』

そう思った瞬間意識が無くなった。
< 122 / 196 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop