先輩に愛されすぎて。
「……か!……も…か…桃香!!」


上から聞こえるたっくんの声が無いと


ボーッとしてしまう。


「ん…だいじょ、ぶ」


「大丈夫じゃ無いからこんなんなってんだろ。
ほら、捕まれ」


「いい…」


「仕方ないな…」


たっくんは私をヒョイっと持ち上げると


保健室へと歩いて行く。


小さい頃は私の後ろに隠れて、泣いていた


たっくんが…


今は私を抱き抱えるくらいになって…


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