魔法学校 l
「大丈夫……なわけないよね笑」
ヒンヤリと額が冷たくなった
ハルキの手がのっかってる
背中を向けてるから、ハルキに私の顔は見られてない
ハルキの顔も見られないけどね笑
「ちゃんと水分とらないと」
はい、と言ってコップに注いだ水を私に渡そうとする
が、体が重くて起きられない
「仕方ないなー笑
飲ませてあげる笑」
いやいや
遠慮しときます
そう言いたいのだけれども
言葉にならない
もう既に限界を通り越していたのだった