魔法学校 l




「大丈夫……なわけないよね笑」



ヒンヤリと額が冷たくなった


ハルキの手がのっかってる






背中を向けてるから、ハルキに私の顔は見られてない




ハルキの顔も見られないけどね笑






「ちゃんと水分とらないと」



はい、と言ってコップに注いだ水を私に渡そうとする



が、体が重くて起きられない





「仕方ないなー笑


飲ませてあげる笑」





いやいや


遠慮しときます





そう言いたいのだけれども




言葉にならない






もう既に限界を通り越していたのだった








< 132 / 203 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop