魔法学校 l
ループで控え室に着くと審判長が待ち構えていた
いや、審判長の幻影がと言った方が正しいだろう
「では、確認します」
「四葉魔法学校、1年、ハルキ」
「四葉魔法学校、1年、ヤヨイ」
「はい。
……どうやら試合が終了したようですので、会場に向かってください。
そこで本物の私の指示に従ってください。
では、存分に力を出し切ってください」
柔らかい笑顔の審判長に微笑み返し、
私たちは会場へと
「「ループ」」