魔法学校 l
「おはようございます。
今日で、ほぼ優勝が決まると言っても過言ではありません。
気を引き締めて、共に頑張りましょう。
では、会長お願いします」
「ああ。
ユイが言ったように今日で決まってしまうかもしれない。
無論、我が校が優勝
その自信は揺るぎない。
だが、そう思っているのは我々だけでは無いことも確か。
悔いの残らぬ試合としてくれ」
「「「はい」」」
お決まりのように、ユイ先輩から始まる挨拶に
場を引き締める会長の言葉
優勝という希望と
不安がいっきに私の頭をよぎっていた