心拍数上昇中！！

その頃

「ねぇ、あやちゃん遅くない？…」心配そうにそう言う佐藤に

「そうね、確かに遅いわ…いくら迷子になりやすくても自販機は、すぐ近くだから…迷うことなんてないんだけども」松岡もつられるようにそう言った。

犬井が出る種目は、既に終わり次の種目に行く為に二人は、準備していた。そんな二人にとって彩花は、娘のような妹のような存在の為もあってか自分たちのことより彩花を心配しまくっていた。

その為その様子を見てた内田元康は、苦笑いしながら

「先輩方そんなにソワソワしなくてもちゃんとあやちゃん帰ってきますよ～」と言うと


「うっさい！娘を心配しない親なんていないでしょ」と佐藤


「いや、あやちゃんあなたの娘じゃないですよね？…」


そんな佐藤の様子を見て朝野は


「…僕ちょっと探してきます」そう言って走っていった。