貧乏姫でもいいですか?(+おまけ)
「はい、私でございます。も、申し訳ありません」
「あら、どうしてあやまるの? とても素敵よ。こんな可愛らしい刺繍の単衣は初めて見たわ」
「え? あ、ありがとうございます」
「さあどうぞ、お顔をあげて」
女房に促されて顔を上げると、弘徽殿の女御はにこにこと花菜な微笑んだ。そしておいでおいでと手招きをする。
「こちらに」
その優しい笑みに促されるようにしずしずと近づくと、女御は、「お礼にこれを」と、包と美しい和紙を手渡してくれた。
「え? も、もったいないことでございます。私はただお仕事をさせていただいただけですから」
「そう言わないで、私からのほんの気持ちなの、さあ」
間にいる女房がにっこりと微笑んで、それらの贈り物を花菜に手渡した。
「あら、どうしてあやまるの? とても素敵よ。こんな可愛らしい刺繍の単衣は初めて見たわ」
「え? あ、ありがとうございます」
「さあどうぞ、お顔をあげて」
女房に促されて顔を上げると、弘徽殿の女御はにこにこと花菜な微笑んだ。そしておいでおいでと手招きをする。
「こちらに」
その優しい笑みに促されるようにしずしずと近づくと、女御は、「お礼にこれを」と、包と美しい和紙を手渡してくれた。
「え? も、もったいないことでございます。私はただお仕事をさせていただいただけですから」
「そう言わないで、私からのほんの気持ちなの、さあ」
間にいる女房がにっこりと微笑んで、それらの贈り物を花菜に手渡した。