Love Eater Ⅲ
『六花は魔女と言っても魔王直々の特使扱いだ。まあ、疎ましいと思う輩がいても悪戯に手は出せないだろうねえ』
『手は出せないだろうけど……うーん、あいつが本当に他人と上手くやっていけるのかねえ』
『まあ、上手くやっていってくれよリッカ神父』
『……………へっ?』
『この度厳選なる選別の結果、リッカ神父には魔王が特使 六花嬢のバディとして任命されたことを報告させていただきます』
『っ……………はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?』
ドサッ___、
『あれ?……りっくん?りっくーん?』
と、あまりの衝撃的展開の報告続きに、ようやく目覚めたばかりであったリッカが再び倒れこんだのは言うまでもない。
そうして改めて目を覚ましてみればだ、どこか覚えのあるナース服に身を包んだ六花が自分のクローゼットを物色してハアハアしている場面を目の当たりにしたわけである。
そうして冒頭に戻っての百夜からの連絡。
「なっにが、きゃわゆい彼女じゃ、看病じゃっボケェッ!人の意識が無いのをいいことにハアハア言いながら服漁ってんじゃねえよっ、ど変態がっ!」
「違うよっ!ハアハアしてたのはパンツだもん!服なんかじゃないもん!!」
「尚のこと悪いわっ!何自分で変態度上げる宣言してんだ脳足りんっ!」
「変態とか酷いっ!少しでもソルトの匂いとか痕跡の濃いものが恋しいだけなのにっ!今現在穿いてるパンツに手を出してないだけ偉いと思ってよっ!ムガッ___」
「ど変態も大概にせえよ?クソガキ」
放っておけばどれだけ変態発言をかますのか。