Love Eater Ⅲ
あまりの暴走具合には流石に六花の口元を掴んで強制的に黙らせるソルトがいて。
これまた久しぶりに「何で俺こんな女好きなんだろう?」と自分の好みに自問自答してしまう。
こんなど変態を。
よく見りゃポケットに俺のパンツくすねて詰め込んでるど変態を。
今もこんな粗雑に顔掴まれてんのになんでか頬染めて微睡んでるど変態を。
………あっ、でも…この顔エッロ。
………、
………、
………っ…。
あっかぁぁんんん!!!
これ今更ながらにあっかぁぁぁんなやつっ!!
変態モード取っ払っちまったら普通に美少女で愛くるしい生き物だったじゃんか六花って!
そんなことに意識しちまった日には……しかもこんなおあつらえ向きの自宅のベッドルームとかっ……。
「去ねっ!帰れぇっ!!」
「なんでぇっ!!?」
俺の溜めに溜めた欲求不満が爆発して自制心なんて飛ぶからだ馬鹿野郎っ!!
こんなことなら変態発言を続けさればよかったと思うほど。
自分が眠っている間に色々な状況の変化があったのはわかった。
それでも結果的に今までと変わらず短期間で新薬が出来たわけでもない。
自分の魔混じりは勿論、六花の魔女も健在だ。
そりゃあ魔王曰く、昔ほど魔女が魔を孕むことの価値もリスクもなくなってきてるらしいけど、それが絶対とも言い切れないとも言ってたしぃぃぃ!