Love Eater Ⅲ


そうして一笑すると通話を終わらせ静かに携帯を机の上に置いたのだ。

この後の展開など予測する間でもなくわかりきったものであるから。

「ああでも……言い忘れてたな。六花とリッくんとじゃ惹かれ惹かれつの相性良すぎでぶっ壊れるぞって……」

六花はイーターでありながら魔女でもある。

当然魔混じりのソルトは魔女の色香に惹かれて逆上せていまうものであるし。

六花もまたイーターの性質でソルトの魔の気に惹かれて酔って食らう程に逆上せてしまう。

魔物であれば魔の気を食われすぎてしまうと生命の危機に陥ってしまうが、ソルトの場合基盤は人間だ。

魔の気をすべて奪われようと人間としての体力や生命力には影響はないのだ。

「…………3日くらいかな」

何の推測であるのか。

うーんと思案していた百夜がぽつりとそんな日数を響かせる。

そしてクスリと悪戯っぽく笑い落とすとそのまま目の前の仕事へと意識を移していったのだ。




< 148 / 161 >

この作品をシェア

pagetop