Love Eater Ⅲ
雪崩れ込むというよりかは…組み敷くが正しいのか。
ソルトからすれば想定内の事で、寧ろ組み敷く手間が省けたとキスに没頭。
角度を変え舐るような口づけで息を乱していってやれば、そこはソルトラブな六花だ。
驚くなんてことは後回しだと、与えられる巧みなキス自ら溺れて微睡み始め、もっと欲しいとソルトの背中に手を回すのだ。
そう、もっともっとと。
どんな心情の激変があったのかは知らない。
それでも、ソルトが自分を甘やかしに来てくれているのだ。
甘やかして、これでもかと愛で尽くして。
その触り方の荒々しくも優しいことと言ったら。
漂う香りの実に甘く芳醇な事。
その甘さが時間が経つほど、口づけが深まるほどどんどんと濃くなり六花の頭をしびれさせてくるのだ。
それはまたソルトの方も然り。
六花が酔って逆上せるほど魔女の色香が甘く欲求を煽って体の熱を上げてくるのだから。
まさに相乗効果というやつだろう。
お互いに酔って逆上せて欲情して。
今では酸欠の息苦しさでさえ快楽に思える程。
それでも、ソルトの欲求がキス一つで留まれるはずもなく、大きな掌の熱が太ももを辿ってスカートを捲し上げてくることには。
「っ……!フハッ…ちょっ…ちょっと待っ……待って!?」
「あっ?嫌」
「んっ…ふぅぅん……はっ…ちょっ…………待ってって!」
「痛っ……てめっ……いきなり渾身の力で頭押し返すんじゃねえよっ!ムチ打ちになるわっ!」
「ソルトが待ってくれないからっ!それに鞭なんてアブノーマルなもの使ってないもん!」
「そういう意味じゃねえわっ!それにこれ以上待てなんてしてられっかっての!」
寧ろ、待ての長さにどんだけ悶絶して耐え抜いてきたと思ってやがるっ!?
ようやく問題解消となった今何で我慢するわきゃないだろうっ!!