Love Eater Ⅲ

「はあぁぁ、こういう時に面倒臭ぇ服着やがって」

「面倒くさいとか言う割にさらっとボタン全開してくれてるじゃんっ!タイツもさらっと脱がされちゃってるじゃんっ!最早魔女も真っ青のイリュージョンでしょこれっ!?どんな早業ぶちかましてくれてんの!?」

「……俺、手先起用だかんな」

「っ……なにその超意味深で妖艶なニヒルな笑みと手つき…」

「………」

「黙んないでっ!?恐いっ!いや、客観的に見たら絶対に涎垂らして悶絶するくらいセクシーで美味しいけど恐っ…」

「六花、」

「っ……」

「もう、黙っとけ」

「ひぁっ……」

出た。

ヘタレ返上のSっ気モード。

六花の脳裏にそんな言葉が過った瞬間、そっと胸元に食らいつきに来たソルトの唇。

唇の感触が柔らかいと思った刹那には硬い歯の感触がきゅっと柔肌に食い込んできて。

そして、チクリとする程度の痛みを残すとするりと場所を変えて同じ行為を繰り返すのだ。

そんな馴染みのない刺激と漂う甘い魔の気には六花の抗う気力も削がれていくというもの

しかも、器用だと言い切るだけあってその触れ方は気持ちいい。

絶妙な力加減を繰り返して肌の至るとこをなぞって撫でて。


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