Love Eater Ⅲ
今まで組み敷かれ、戸惑いながらもされるがままであった六花。
それでも、抑制解禁の報を知ってしまえばソルトに負けず劣らず滾る欲求があるのだ。
それが爆発したかのように、勢いよくソルトに抱き着いた姿は遠慮なんてまるで知らない子供の如く。
そして押し重ねた唇も、相変わらずキスというにはまだまだ必死さが混じる幼く拙いもの。
でも、歓喜だとか愛情だとかは十分すぎるほど伝わってくるのだ。
ソルトが嬉しくない筈もなく、優しく抱き寄せながら六花の口づけに答え返して頭を撫でて背中を撫でてしてやれば。
「ん……甘い…」
「……甘いな。フッ…お互いにくっそ甘いわ」
「甘い…美味しい……美味しすぎて…ふわふわする」
「同感。もともと魔女の色香は誘惑的に甘いもんだが……今のお前の匂い強烈。今にも飛びそう」
「ん……美味しいのに……ふわふわ…クラクラもしちゃう」
「そういや、イーターにとって魔力は菓子でもあり酒でもある趣向品って言ってたもんな」
「ソルトぉ……」
「ん~?」
「もっと…頂戴?……ぎゅっとして?」
「………煽ってくれるよ、本当」
言われるまでもねえよ。
と、再び六花をベッドに沈めたのは直様。
肌を食んで指で辿って。
六花のウブな反応一つ一つを丁寧に食らいながら自分の衣服も乱していって。
お互いの熱も欲も高まるだけ高まって、状態としてもこれ以上なく整ってしまえばだ。