Love Eater Ⅲ
「っ………む……無理」
「あっ?」
「いや……だって…無理でしょ。そんな凶器的サイズの物!!見てる分には悶々キュンキュンでも、挿れるって話は無理っ!無理でしょう!?入るわけないじゃん!!」
「お前はぁぁぁ。狼ん時は『やだ、雄々しい』とか言って目爛々とさせてた奴が今更可愛い子ぶるかっ!」
「だってあの時は別に狼のそれを受け入れるつもりなんてなかったもん!!しかも、狼の時の比じゃないじゃん!パンツの上から見ても雄々しい通り越してえげつないサイズのそれじゃん!!」
「えげつない言うなやっ!基準よりちょっとオーバーしてる程度だアホッ!寧ろ喜べっ!」
「無理っ!絶対突き破られるっ!僕のお腹の小ささ舐めんなっ!?」
つい先刻までの色情はいずこへ?
そんな問いを投げたくなるほどの二人のムードの崩壊具合というのか。
なんなら少々…いや、かなり下品。
いや、でも六花の気持ちもわからなくもないのだ。
六花にしてみればただでさえ未知なる行為への不安もある。
今までは色情に流され期待ばかりが強まっていた中での予想外の発覚。
まあ少々……ソルトのソルトさんがなかなかにご立派だったもので。
それを目の当たりにした途端遅れをとっていた不安が追い付きなんあら追い越し始めたという状況。