文の幸福

三往復目ぐらいで、名前を呼ばれた気がして、振り返るとドレスを着た静香がいた

「文?」

「お!静香!このパーティーだったんだ」

「まーね、あんたのバイトがこれってのも、不思議な感じがするわ」

「なんか飲む?アルコール?ノンアル?」

「そうね、ノンアルの入れ物み入ってるアルコールが欲しいわ、できんの?」

「無理っしょ、準備されているものを運ぶだけで、入れるのは厨房の人だもん、結構規則厳しいんだ。」

「・・・中々いい恰好してるじゃない、メガネがいい味だして良いわね。」

「でしょ?バイトだし、まじめな大人っぽくなるかなって思って。」

「大人ってよりも統帥って感じね、ピンヒールのブーツはいてムチもったら完璧。」

「何じゃそりゃ。」

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