文の幸福
扉の近くで腕を組みながら壁にもたれて、待ち伏せする。
文、たくさん声かけられてたな、普段、地味子な恰好なのに、外では違うのか?
それにしても感じが違いすぎる。
あれはエロすぎる!
もしかして、初めてってのも嘘なのか?
静香も知らないっていってたし・・と考えていると、文が扉からでてきて、すぐに声をかける。
「文!」
「仁!」っと嬉しそうな笑顔で驚いた様子の文。
ちょっと、オレも嬉しい。
聞くところ、バイトで、恰好も規則らしい。
真面目にみえるように伊達メガネをしているらしいが、逆効果ですよ文さん!
まー嬉しそうに話すからそこは水に流してやろう。
だけど、さっきから男たちにナンパされているのに、されていないと文は言う。
トレイにいくつも名刺を載せられているのに?