同期は蓋を開けたら溺愛でした
二度寝のせいで時刻はお昼を少し過ぎたところ。
昼は外で食べようと言われ、支度をする。
もちろん歯磨きは念入りにして、どうしてウェルカムな雰囲気出してるのよ! と、自分自身に突っ込みつつ、やっぱり念入りに磨いた。
大友はジーンズにラフなグレーのTシャツを着ているだけなのに、普段スーツのせいか新鮮で目のやり場に困る。
私服を見るのが初めてではないはずなのに……。
半袖からのぞく筋張った腕の男らしさや、ラフなTシャツでも分かるたくましい胸筋。
もしかして、私より胸があるんじゃない?
そんな残念な感想を浮かべていると「なに?」と怪訝な声を出された。
不躾にジロジロ見過ぎたみたいだ。
「別に」と言いながら視線をそらす。
あれ?
でも部屋着はTシャツにハーフパンツだったような……。
どれだけ見ていないんだろうと自分の観察力の無さにガッカリするとともに、急に大友の何気ない姿がセクシーに見えて勝手に戸惑ってあたふたする。