極上御曹司のヘタレな盲愛
そうこうするうちに、俺や光輝、悠太は中等部、更に高等部に上がり、一年後に双子も中等部に上がった。
俺たち3人は中等部から揃ってバスケ部に入り、高等部でも続けた。
高等部では生徒会の執行部も務め、2年の時には俺が生徒会長、光輝が副会長、悠太が書記で結構忙しい日々だった。
俺たちはいつも3人で定期テストの上位3位を争っていたので、勉強もそれなりにやらねばならなかった。
体育大会でも、最後の高等部対抗リレーのアンカーは俺たちで…。
上級生を抑え、3人でゴール直前まで競って盛り上げた。
俺たちは子供の頃からずっと仲が良く喧嘩もそんなにした記憶はないが…お互いに、色々な事で負けるのは嫌だった。
ずっと親友でいいライバルだったんだ。
生徒会の役職は選挙前にジャンケンで決めたんだ。
初等部の頃からそうだったが…。
自分で言うのも何だけど、俺たち3人は高等部に上がってからも常に女にモテまくっていた。
特に生徒会をやり始めてからは、告白されない日はないっていうくらいだったし、校内でいつも注目を浴びていた。
他校の女にも待ち伏せされて、3人で街を歩けばゾロゾロと知らない女がついてくるような日々だった。
でもなぜか光輝も悠太も特定の彼女は作らなかった。
やはり家柄を考えると、おいそれとその辺の女に手は出せないのだろう。
俺は勿論、桃一筋…。
実際に桃以外の女は、みんな顔が一緒に見える。いわゆる『へのへのもへじ』だ。
『もへじ』にどう告白されても、どんなに色仕掛けで迫られても全く心が動く事はない
いつだって抱きしめたいのもキスしたいのも桃だけなんだ。
花蓮はその他大勢の女とは違うが、アイツは俺にとって口煩い根性の曲がった…妹…いや、姉ちゃん?いやいや親戚のおばちゃん感覚だった。
とにかく…いつまで経っても俺にとって女は桃だけで…。
しかも桃は中等部に上がってから、一段と可愛くなったのだ。
中等部の制服に身を包んだ桃は、可憐としか言いようがなかった。
しかも、俺を惹きつける桃のいい匂いは増していた…。
双子が中等部に上がると、元々人目をひく花蓮が注目の的になった。
高等部で絶大な人気を誇る光輝の妹で…。
しかも花蓮はその容姿だけじゃなく勉強にも運動にも群を抜いて秀でていたので、あっという間に近隣の学生がわざわざ見にくるような人気者になっていた。
まあ人気は初等部の頃からあったけれど。
花蓮は俺たちと同じくバスケを始め、上級生を抑えてレギュラーになり、試合では俺たちの時と同じように花蓮のフアンクラブが盛大に応援する姿が見られた。
かたや桃は…。
二卵性の双子なので『地味…似ていないよね』と…スター2人とはいかず、わざわざ自分を見に来てあからさまにガッカリした様子で帰っていく奴らを沢山見て、小さい頃から花蓮に感じていた劣等感を大きく膨らませているようだ、と光輝と悠太が心配して言っていた。
確かに桃はスターってタイプじゃない。
そこがいいんだけどな…。
だけど…すぐに高等部の野郎の中でも…。
「あれ?似鳥の双子の片割れ、存在薄いけど…よく見るとメチャ可愛くねぇ?」
と桃の可愛さに気づく奴らが現れ始め、実は桃は地味にモテていた。
家に帰る桃の後ろを、中等部の男が数人でコッソリ尾けているのを見た事もある。
テニス部に入った桃が、スコートを履いて素振りしたり球拾いをしたりする姿を、陰からじっと見ている男どももいた…。
実は俺は…桃にはわからないように、そういう怪しからん奴らを見つけたり、桃の事をいいと言っている奴の噂を聞くたびに
「アイツはやめておけ!手を出したら高等部の生徒会総出で全力で潰しにいくからな!」
と釘を刺して回っていた。
なので、中等部の男子の間では『双子の片割れに手を出すと、ヤベェ事になるらしい』と噂が広がり…以降、桃に必要以上に声をかける男子は居なくなったんだ。
俺たち3人は中等部から揃ってバスケ部に入り、高等部でも続けた。
高等部では生徒会の執行部も務め、2年の時には俺が生徒会長、光輝が副会長、悠太が書記で結構忙しい日々だった。
俺たちはいつも3人で定期テストの上位3位を争っていたので、勉強もそれなりにやらねばならなかった。
体育大会でも、最後の高等部対抗リレーのアンカーは俺たちで…。
上級生を抑え、3人でゴール直前まで競って盛り上げた。
俺たちは子供の頃からずっと仲が良く喧嘩もそんなにした記憶はないが…お互いに、色々な事で負けるのは嫌だった。
ずっと親友でいいライバルだったんだ。
生徒会の役職は選挙前にジャンケンで決めたんだ。
初等部の頃からそうだったが…。
自分で言うのも何だけど、俺たち3人は高等部に上がってからも常に女にモテまくっていた。
特に生徒会をやり始めてからは、告白されない日はないっていうくらいだったし、校内でいつも注目を浴びていた。
他校の女にも待ち伏せされて、3人で街を歩けばゾロゾロと知らない女がついてくるような日々だった。
でもなぜか光輝も悠太も特定の彼女は作らなかった。
やはり家柄を考えると、おいそれとその辺の女に手は出せないのだろう。
俺は勿論、桃一筋…。
実際に桃以外の女は、みんな顔が一緒に見える。いわゆる『へのへのもへじ』だ。
『もへじ』にどう告白されても、どんなに色仕掛けで迫られても全く心が動く事はない
いつだって抱きしめたいのもキスしたいのも桃だけなんだ。
花蓮はその他大勢の女とは違うが、アイツは俺にとって口煩い根性の曲がった…妹…いや、姉ちゃん?いやいや親戚のおばちゃん感覚だった。
とにかく…いつまで経っても俺にとって女は桃だけで…。
しかも桃は中等部に上がってから、一段と可愛くなったのだ。
中等部の制服に身を包んだ桃は、可憐としか言いようがなかった。
しかも、俺を惹きつける桃のいい匂いは増していた…。
双子が中等部に上がると、元々人目をひく花蓮が注目の的になった。
高等部で絶大な人気を誇る光輝の妹で…。
しかも花蓮はその容姿だけじゃなく勉強にも運動にも群を抜いて秀でていたので、あっという間に近隣の学生がわざわざ見にくるような人気者になっていた。
まあ人気は初等部の頃からあったけれど。
花蓮は俺たちと同じくバスケを始め、上級生を抑えてレギュラーになり、試合では俺たちの時と同じように花蓮のフアンクラブが盛大に応援する姿が見られた。
かたや桃は…。
二卵性の双子なので『地味…似ていないよね』と…スター2人とはいかず、わざわざ自分を見に来てあからさまにガッカリした様子で帰っていく奴らを沢山見て、小さい頃から花蓮に感じていた劣等感を大きく膨らませているようだ、と光輝と悠太が心配して言っていた。
確かに桃はスターってタイプじゃない。
そこがいいんだけどな…。
だけど…すぐに高等部の野郎の中でも…。
「あれ?似鳥の双子の片割れ、存在薄いけど…よく見るとメチャ可愛くねぇ?」
と桃の可愛さに気づく奴らが現れ始め、実は桃は地味にモテていた。
家に帰る桃の後ろを、中等部の男が数人でコッソリ尾けているのを見た事もある。
テニス部に入った桃が、スコートを履いて素振りしたり球拾いをしたりする姿を、陰からじっと見ている男どももいた…。
実は俺は…桃にはわからないように、そういう怪しからん奴らを見つけたり、桃の事をいいと言っている奴の噂を聞くたびに
「アイツはやめておけ!手を出したら高等部の生徒会総出で全力で潰しにいくからな!」
と釘を刺して回っていた。
なので、中等部の男子の間では『双子の片割れに手を出すと、ヤベェ事になるらしい』と噂が広がり…以降、桃に必要以上に声をかける男子は居なくなったんだ。