本当の真実と愛
「……ょう、亮?大丈夫?着いたけど」
「あ、ごめん寝てた大丈夫」

寝起きの掠れた声でばあちゃんに返事をし車を出た

「あれ、じいちゃんは?先行ったの?」
「そーよお父さんったら待ってくれればいいのに着いてすぐに行っちゃった」

苦笑しながら教えてくれた
せっかちなのは変わらないみたいだなと思いながら俺も苦笑いした


着いて説明を受けすぐに葬式が始まった
身内だけの小さな物だったのですぐに終わった
とは言えもう6時になっていた

出た時はだまだ朝の8時頃だったはずなんだけどな…
母さんとのお別れがすごく短く感じた
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