わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
そして、次は俺が説明する番だった。

まずは、高校の時の出来事から。

神林から美湖と先輩がハグする写真を見せられ、先輩から告られて美湖が付き合うことにOKしたらしいと美湖が言ってたと知らされたこと。

当事者の上村先輩は、部員の前で美湖から告られたと大声でいい、付き合うことにしたと言ったこと。

それを鵜呑みにして、美湖が信じられなくなり、美湖に冷たく当たってしまったこと。

「写真?」

美湖は神林の所業にも驚きを隠せないようだった。

「今となってはおぼろげな記憶だけど、美湖のジャージを着てた他の誰かじゃねーかな。美湖は後ろ姿だけしか写ってなかった気がする。」

「千奈はなんとなく、わたしにやましいことあるのはわかってた。高3でマネージャーやめた時におかしかったから。わたしは単に悠と付き合ってるのかと思ってたんだけど…。」

「それはねーな。あいつとは付き合ったことねぇ。」

次々と女を変えていく俺を美湖はどんな気持ちで見てたんだろう。

自分が何もしてないのに勝手に俺が怒り狂ってんだから…。
ほんとにバカだ。俺。

「美湖。ごめん。」

美湖の額に自分のをコツンとあてる。

「だから…もういいの。もしかしたら、それがあるから今があるかもしれないでしょ?未熟なまま付き合ってもうまくいかなかったかもしれないよ。」

「美湖。好きだ。」

おでこをつけたまま言った。

「うん。わたしも。」

そして、俺たちはそのまま朝まで眠った。
美湖の寝息が俺を安心させた。
一緒にいるんだと思ったら…めちゃくちゃぐっすり眠れた。
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