わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
朝起きて1番に鮫島課長に電話した。

昨日のことを説明し、今日は2人とも休んで美湖の荷物をうちに運ぶと伝えた。

鮫島課長は
「よかった」
と言ってくれた。

美湖のマンションに行くと、さすがに昼間まではつけてないと思ったが、でも潜んでたら嫌なので、俺は車をあえて遠い場所に留めて、美湖1人で取りに行かせた。

ビルの陰に身を潜めて見ていたが不審なヤツはいなさそうだ。

美湖はキャリーバッグとボストンバッグバッグに詰め込めるだけ荷物を詰め込んで、ガラガラと引いてくる。

「限界まで詰め込んだ。
あと、冷蔵庫の中身は捨ててきた。
仕方ないね。それとね。まだあるの。」

キャリーバッグとボストンバッグを車に積み込んで、また部屋に戻るとしばらくして、ダンボール箱を抱えて戻ってきて…

美湖はダンボール箱も大事そうに積み込むと助手席に乗った。

「大丈夫そうだな。」

俺たちは足早にマンションに帰った。

マンションに入ると、ほっ…とする。

俺の部屋は、2人で暮らすにはちょうどいいくらいの部屋で、美湖の荷物を整理すると、俺のクローゼットに美湖の服がつってあったり、玄関横のシューズボックスに美湖の靴も並べていたりするのをにんまりしながら眺めた。

まるで…一緒に住んでるみたいじゃん。

そして、片付くと、美湖は買ってきた材料で夕ご飯を作りはじめる。
2つの食器をテーブルに並べてる。

「ごめんね。今日はこんな簡単なのしかできなくて。」

野菜炒めと大根とツナのサラダとしいたけのお吸い物。

「全然こんなんじゃねーし。」

俺はペロリと平らげる。
うめぇ…。
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