わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
「悠。待ってて。」

美湖が抱きしめていた腕をはなして、寝室の方へちょこちょこ歩いて行った。

と…思ったら、昨日美湖のマンションから運んだ段ボール箱を持ってきた。

なんだ?

「あるの。ここに。」

「え?」

「グローブ」

その中は、俺の野球の歴史博物館みたいなもんが詰まっていた。

学童時代からの歴代グローブやユニフォーム。
優勝したときの楯やカップ。
ホームランボール。
甲子園での勝利ボール。

「俺の。持っててくれたんだな。」

「うん。ゴールデンウィークにおばさんから託された。悠が絶対将来必要だからって。絶対わたしたちが仲直りするって信じてるからって。」

おふくろのヤツ…。

「おふくろの思惑通り必要になったな。今から行くか。そこの前に公園あるだろ?」

「うん。」
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