わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜


しばらく悠と行き帰りを気をつけながら一緒に帰る生活を続けた。

けど、会社の前で先輩が待ってることはなかったし、もう大丈夫なのかも?とちょっと思ったりしてる自分もいる。

悠も、サンフーズの担当ははずれ、鮫島課長が直接担当することになり、先輩からの執拗な攻めはなくなったらしい。

鮫島課長からも、今は落ち着いていると聞かされている。


そんな中、9月に入り、理沙子の結婚式が執り行われた。

大学の同級生同士なので、出席者はほぼ大学のときの友人で、会社からは理沙子の上司である40代の女性課長とわたしと2人だ。

理沙子は最高に愛らしくて幸せ全開といった感じで、理沙子の上司は

「わたしにもわけてほしいわー。」

と笑いながら言って、お肉を頬張っている。

詳しくは知らないが一度結婚されて子どもさんもいるらしいが、今は離婚されてるはずだ。

「花村さんは彼氏いるんでしょう?」

「え?」

言いよどんでいると、

「幸せって顔に描いてあるわ。鮫島くん、今回はダメだったのねー。」

「は?」

「鮫島くんって昔は狙った獲物は逃さないって有名だったんだけどね。
彼も歳とったのかもね。」

「はぁ…。」

何言ってるのだろう。

「まぁ、カレシ大切にしなさいね。あと、何があっても我慢も大切。そうしないとわたしみたいになっちゃう。」

ふふっと笑ってまたお肉をほおばる。

「佐久間さん綺麗ね。あ、今はもう浅月(あさづき)さんよね。」

「ええ。綺麗ですね。わたしも思います。」

理沙子は式後に新婚旅行に行ったあと、当然また職場復帰する。

両立がんばるよ!って意気込んでる。


結婚式は無事終了し、課長は
「お料理おいしかったわね。」
と満足気に帰っていった。

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