わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
悠はご飯を食べると営業に出て行った。

昼下がり、もう2時にさしかかろうとしていた。
会社はこの時間帯が一番暇になる。
昼下がりは人間みな眠たいのか、注文の電話なども減る。

この時間を待っていた…。

わたしは、意を決すると、席を立った。
トイレに行ってることにすればいい。


目指すは食堂。
食堂は昼の片づけが大分落ち着いてきている。

見つけた…。
千奈はテーブルを丁寧に台ふきんで拭いているところだった。

「千奈。だよね?」

相手がビクッと反応する。
そしてゆっくりとこちらを向いた。

「そうよ。久しぶりね。」

その目はわたしをにらみつけている。

負けない。絶対。

「話したいことがあるの。いつ仕事終わるの?」

「4時には終わる。」

「なら、会社前のマキシコーヒーで4時半に待ってて。」

「いいわ。」

< 176 / 201 >

この作品をシェア

pagetop