わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
わたしはそのまま恐縮しながら席に戻ると、いつのまにか悠も出先から戻ってきていた。

横では加賀さんがべったりくっついて何か教えてもらっているふうだ。

ニコニコ笑って大きな胸を悠にくっつけている。

周りの女子社員たちの視線が怖い…。
そのうちバトルが始まりそうな予感もする。

高校の時もそうだった。
有名になりだすと、悠は何人も彼女をつくり、すぐに別れたりくっついたりを繰り返していたものだ。

グランドの外でも、「わたしが彼女よ」と主張する他校の女子たちが群がりバトルになることもしばしば…

まぁそのころすでに悠に無視されていたわたしには関係のない出来事だったけれど…。


悠には今、彼女はいるのだろうか?
まだあの頃みたいに遊んでる?

それとももう結婚決めた相手でもいたりする?


けれど、わたしには悠の女性関係が現在、どうであれ、そんなこと…問題じゃないほど今でも嫌われてるから…どうでもいい話だった…。

事実…今朝エレベーターで出くわした時も余裕で無視された…。

はぁ~~。

わたしは大きくため息をつくと残っていた伝票を片付けた。
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