わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜


え?美湖?

何も変わってないその小さな顔を見たとき…俺の心を衝撃が襲った。

美湖もたぶん…驚いてたに違いなかった。

おんなじ会社だったのか?
全然知らなかった…

そりゃそうだ。
大学で大阪に出てから寮生活だったこともあって…実家にはほとんど帰っていない…

だから、美湖が今どこで何してるかなんて知るわけなかった。

両親も俺と美湖が高校の途中から突然話さなくなったことには気づいていて、美湖の話題は俺にはふってこなかったから。

美湖が今どこで何してるかなんて俺にとってはどうでもよかった。

だって美湖は…俺のことなんてなんとも思ってない…

美湖のことを考えないようにしていた。
考えればつらくなるだけだったし、もう二度と会わなくたっていいと思っていた。


けど、神様は美湖と一生会わないなんてこと、許してはくれなかったみたいで…

その日から毎日顔を合わせる生活…
しかも、課まで一緒。

必死で毎日平静を装う俺だけど、美湖に話しかけるたびにドキドキしていた。
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