わたしたちのLOVE ROAD〜幼馴染と幸せになる方法〜
ったく!油断も隙もねぇ!

俺はうまくたちまわり、その酔っ払いどもを撃退してやった。

駐車場だから、そんなに長く人が来ないことはないだろうし、最後までやられることはなかっただろうけど、それでも俺が現れなかったらと思うとゾッとする。

「あ、ありがとう……ご、ざいます。」

他人行儀な美湖の言葉にちょっとショックを受ける俺。

今でもまだ…そんななのかよ…。

そしてつい美湖へのあたりがキツくなる。

ここに置いとくとまた襲われちゃかなわないし早く中に入れよ…って思ってたら、腰抜かしたとか…
こういうドジなところ、美湖らしい…

仕方なくおんぶして帰ることにした。

美湖をおんぶするなんていつぶり?
高校の時はときどき…ドジな美湖はよく転んだからおんぶしたよな…。

美湖の小さい胸でも直接背中にあたるのはやっぱりくすぐったくて、その頃まだ女を知らなかった俺は、どうしたらいいのかわからなくなって内心はバクバク心臓いってたもんだ。

まぁ今だって…美湖おんぶしたら…やばいことは確かだ…

そんな卑猥なこと考えてたら、美湖が突然


「あーーー!」


と背中で叫んだ。
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