【極上旦那様シリーズ】俺のそばにいろよ~御曹司と溺甘な政略結婚~
大学の合格発表の日。
「心春、俺も一緒に行こうか」
「柊吾さんはお仕事があるでしょう? ひとりで大丈夫」
朝食の席で、コーヒーカップを置いた柊吾さんににっこり笑う。
「だけど、昨晩は眠れなかっただろう? 心春がそんなに心配をするのは初めてだ」
私がなかなか寝つけないのがわかった柊吾さんは抱きしめて眠ってくれたのだ。
「ちょっと神経質になっているみたい」
ただ、それは合格発表のことではなく、クリスマスの夜の電話が気になっていたから。
あれからずっと心に不安がつきまとっていた。
「無理もない。正月もずっと勉強をしていたし。気晴らしが必要なんだろう。近いうちに真悠さんたちと旅行の予定でも立てるといい」
「真悠たちと……」
旅行は俺と一緒に行こうと言ってくれなかったことが、胸を痛くついた。
私が一緒にいたいのは柊吾さんなのに。
十二時過ぎ、リビングのソファでぼんやりしていると、テーブルの上に置いてあったスマホが鳴った。柊吾さんだ。
「もしもし」
《心春、結果は?》
「……ごめんなさい。落ちちゃった」
一瞬、柊吾さんが息を呑んだのがわかった。
《そうか……》
「受験勉強から離れちゃっていたから無理もないの。でも、努力が足りなかったなって。しばらく勉強のことは考えたくない気持ち……」
他にも受けてはみないかと言われないため、そう口にした。
「心春、俺も一緒に行こうか」
「柊吾さんはお仕事があるでしょう? ひとりで大丈夫」
朝食の席で、コーヒーカップを置いた柊吾さんににっこり笑う。
「だけど、昨晩は眠れなかっただろう? 心春がそんなに心配をするのは初めてだ」
私がなかなか寝つけないのがわかった柊吾さんは抱きしめて眠ってくれたのだ。
「ちょっと神経質になっているみたい」
ただ、それは合格発表のことではなく、クリスマスの夜の電話が気になっていたから。
あれからずっと心に不安がつきまとっていた。
「無理もない。正月もずっと勉強をしていたし。気晴らしが必要なんだろう。近いうちに真悠さんたちと旅行の予定でも立てるといい」
「真悠たちと……」
旅行は俺と一緒に行こうと言ってくれなかったことが、胸を痛くついた。
私が一緒にいたいのは柊吾さんなのに。
十二時過ぎ、リビングのソファでぼんやりしていると、テーブルの上に置いてあったスマホが鳴った。柊吾さんだ。
「もしもし」
《心春、結果は?》
「……ごめんなさい。落ちちゃった」
一瞬、柊吾さんが息を呑んだのがわかった。
《そうか……》
「受験勉強から離れちゃっていたから無理もないの。でも、努力が足りなかったなって。しばらく勉強のことは考えたくない気持ち……」
他にも受けてはみないかと言われないため、そう口にした。