【極上旦那様シリーズ】俺のそばにいろよ~御曹司と溺甘な政略結婚~
柊吾さんの声だとわかっている私はにっこり笑いながら振り返る。
そこに笑みを深めて私を見ている柊吾さんが立っていた。
「私には最高の旦那さまがいるんです。だからひとりでどうぞ――」
最後まで言い切りたかったのに、クスクス笑いがこみ上げてきた。
「その最高の旦那さまって、目の前にいる男のことかな?」
「フフッ、そうよ。カッコよくて、優しくて、頼もしい、夢のような旦那さま」
私はスプリングコートの裾を揺らし、一歩足を進ませて柊吾さんに抱きついた。
「心春、そうやって俺を持ち上げないでくれないか? オルセーより、ホテルの部屋に戻って愛したくなる」
「それはダメっ! オルセーへ行かなきゃ」
私は柊吾さんから離れ、彼の手を握ると、オルセー美術館へ向かって歩き始めた。
ふいに柊吾さんが立ち止まり、手を繋いでいた私も足を止め、不思議そうに彼を見る。
柊吾さんは真面目な顔で私を見つめていた。
「俺のラパン。すごく幸せだ。これからもずっと手を繋いでいよう。年を取ったらパリで生活して毎日美術館巡りをするんだ」
「柊吾さん……うん! 今から楽しみ! 約束だからね」
私を引き寄せた柊吾さんは人目も気にせず力強く抱きしめる。
「ああ。約束だ」
柊吾さんは私の顎に手をかけると甘く唇を塞ぎ、誓いのキスをした。
END
そこに笑みを深めて私を見ている柊吾さんが立っていた。
「私には最高の旦那さまがいるんです。だからひとりでどうぞ――」
最後まで言い切りたかったのに、クスクス笑いがこみ上げてきた。
「その最高の旦那さまって、目の前にいる男のことかな?」
「フフッ、そうよ。カッコよくて、優しくて、頼もしい、夢のような旦那さま」
私はスプリングコートの裾を揺らし、一歩足を進ませて柊吾さんに抱きついた。
「心春、そうやって俺を持ち上げないでくれないか? オルセーより、ホテルの部屋に戻って愛したくなる」
「それはダメっ! オルセーへ行かなきゃ」
私は柊吾さんから離れ、彼の手を握ると、オルセー美術館へ向かって歩き始めた。
ふいに柊吾さんが立ち止まり、手を繋いでいた私も足を止め、不思議そうに彼を見る。
柊吾さんは真面目な顔で私を見つめていた。
「俺のラパン。すごく幸せだ。これからもずっと手を繋いでいよう。年を取ったらパリで生活して毎日美術館巡りをするんだ」
「柊吾さん……うん! 今から楽しみ! 約束だからね」
私を引き寄せた柊吾さんは人目も気にせず力強く抱きしめる。
「ああ。約束だ」
柊吾さんは私の顎に手をかけると甘く唇を塞ぎ、誓いのキスをした。
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