【極上旦那様シリーズ】俺のそばにいろよ~御曹司と溺甘な政略結婚~
「……契約結婚します」
私の声は思ったよりはっきり大きかった。
八神さんはフッと笑みを漏らして頷くと立ち上がり、私に近づく。
「わかった。これからよろしく」
彼が右手を私のほうに伸ばす。
「よろしくお願いします」
私は緊張した面持ちで差し出された手を握って頭を下げた。
八神さんはホテル内のフレンチレストランへ私を連れていくつもりだと言った。
「ルームサービスでは嫌ですか……? いろいろ話すこともあるので、周りに人がいないほうがいいかなと」
「君がいいのならルームサービスを頼もう」
八神さんはどこからかメニューのファイルを持ってきた。
「好きなのを選んで」
ふたりでメニューをのぞき込んでいるが、なかなか決まらない。
「なんでもいいです」
遠慮もある。
彼が食べたいものを優先しようと思ったのだ。
「意外だな。遠慮せず自分で食べたいものを選ぶ子かと思っていた」
「それって我儘ってことですか?」
そう思われていたのかと、ちょっとショック。出会いが悪かったから無理はないけど……。
私の声は思ったよりはっきり大きかった。
八神さんはフッと笑みを漏らして頷くと立ち上がり、私に近づく。
「わかった。これからよろしく」
彼が右手を私のほうに伸ばす。
「よろしくお願いします」
私は緊張した面持ちで差し出された手を握って頭を下げた。
八神さんはホテル内のフレンチレストランへ私を連れていくつもりだと言った。
「ルームサービスでは嫌ですか……? いろいろ話すこともあるので、周りに人がいないほうがいいかなと」
「君がいいのならルームサービスを頼もう」
八神さんはどこからかメニューのファイルを持ってきた。
「好きなのを選んで」
ふたりでメニューをのぞき込んでいるが、なかなか決まらない。
「なんでもいいです」
遠慮もある。
彼が食べたいものを優先しようと思ったのだ。
「意外だな。遠慮せず自分で食べたいものを選ぶ子かと思っていた」
「それって我儘ってことですか?」
そう思われていたのかと、ちょっとショック。出会いが悪かったから無理はないけど……。