【極上旦那様シリーズ】俺のそばにいろよ~御曹司と溺甘な政略結婚~
私の着飾った姿をまだ見ていなかったお父さんは頬を緩ませた。
「綺麗じゃないか。花嫁そのものだな」
「お嫁に出すのが惜しくなった?」
軽口を叩く私にお父さんは笑いながら首を左右に振る。
「いやいや、言っただろう? 柊吾くんのような青年が夫ならば安心だと」
本当に柊吾さんをお父さんは気に入っている。きっと前から彼を知っていたから、この話をすすめたのだろう。
パーティーの会場となるフレンチレストランは、柊吾さんが泊まっているホテルの二十階にある。
一階でエレベーターに乗り込み上昇すると、緊張感に襲われてきた。パーティーバッグの持ち手をギュッと握り、小さく深呼吸をする。
両親もさすがに緊張しているようで、フレンチレストランに入るまで三人で沈黙していた。
エレベーターを降り、レストランへ歩を進めると、入口に柊吾さんの姿が目に入る。
ブラックフォーマルスーツの柊吾さんは息を呑むほど素敵だ。真紅のネクタイで華やかな雰囲気もある。
私たちに気づいた柊吾さんは頭を下げた。顔を上げた彼と目が合う。
「言葉では言い表せないくらい綺麗だ」
表情を崩して柊吾さんは私をいい気分にさせてくれる。
そこでハッとなる。
柊吾さんに褒めてもらいたくて着飾ったのだと。
「綺麗じゃないか。花嫁そのものだな」
「お嫁に出すのが惜しくなった?」
軽口を叩く私にお父さんは笑いながら首を左右に振る。
「いやいや、言っただろう? 柊吾くんのような青年が夫ならば安心だと」
本当に柊吾さんをお父さんは気に入っている。きっと前から彼を知っていたから、この話をすすめたのだろう。
パーティーの会場となるフレンチレストランは、柊吾さんが泊まっているホテルの二十階にある。
一階でエレベーターに乗り込み上昇すると、緊張感に襲われてきた。パーティーバッグの持ち手をギュッと握り、小さく深呼吸をする。
両親もさすがに緊張しているようで、フレンチレストランに入るまで三人で沈黙していた。
エレベーターを降り、レストランへ歩を進めると、入口に柊吾さんの姿が目に入る。
ブラックフォーマルスーツの柊吾さんは息を呑むほど素敵だ。真紅のネクタイで華やかな雰囲気もある。
私たちに気づいた柊吾さんは頭を下げた。顔を上げた彼と目が合う。
「言葉では言い表せないくらい綺麗だ」
表情を崩して柊吾さんは私をいい気分にさせてくれる。
そこでハッとなる。
柊吾さんに褒めてもらいたくて着飾ったのだと。