【極上旦那様シリーズ】俺のそばにいろよ~御曹司と溺甘な政略結婚~
「……ありがとうございます」
戸惑いながら返事をしたそのとき――。
「お兄さまっ! いなくなったかと思ったら、こんなところでっ」
ラベンダー色のワンピースを着たスレンダーな女の子がレストランの中から現れて柊吾さんに抱きついた。
「恵里菜、こんなところでじゃないだろう? 挨拶しなさい。礼儀がなっていないぞ」
妹さんの手を引きはがす柊吾さんは厳しい口調で言い放つ。
恵里菜さんは私たちのほうへ身体を向けて、にっこり笑ってお辞儀をする。
「妹の恵里菜です」
「藤井心春です。よろしくお願いします」
私はペコッと頭を下げる。
とても十五歳には見えない大人っぽさがある妹さんだった。私よりも年上に見える。
身長も同じくらいで、まだ成長期なのでもっと伸びるだろうと思われる。
「心春さん、子供っぽくてびっくりしただろう?」
ふたりきりだと心春と呼び捨てだけど、人前なのでさん付けするようだ。
「いいえ。そんなことありません。大人っぽくて、綺麗でスタイルがいいので、モデルさんみたいです」
「お兄さま、結婚相手がこんなに若いなんて聞いていなかったわ」
なにも知らされていないのだろう。自分とあまり年の変わらない結婚相手で恵里菜さんは驚いているよう。
戸惑いながら返事をしたそのとき――。
「お兄さまっ! いなくなったかと思ったら、こんなところでっ」
ラベンダー色のワンピースを着たスレンダーな女の子がレストランの中から現れて柊吾さんに抱きついた。
「恵里菜、こんなところでじゃないだろう? 挨拶しなさい。礼儀がなっていないぞ」
妹さんの手を引きはがす柊吾さんは厳しい口調で言い放つ。
恵里菜さんは私たちのほうへ身体を向けて、にっこり笑ってお辞儀をする。
「妹の恵里菜です」
「藤井心春です。よろしくお願いします」
私はペコッと頭を下げる。
とても十五歳には見えない大人っぽさがある妹さんだった。私よりも年上に見える。
身長も同じくらいで、まだ成長期なのでもっと伸びるだろうと思われる。
「心春さん、子供っぽくてびっくりしただろう?」
ふたりきりだと心春と呼び捨てだけど、人前なのでさん付けするようだ。
「いいえ。そんなことありません。大人っぽくて、綺麗でスタイルがいいので、モデルさんみたいです」
「お兄さま、結婚相手がこんなに若いなんて聞いていなかったわ」
なにも知らされていないのだろう。自分とあまり年の変わらない結婚相手で恵里菜さんは驚いているよう。