拾いものは危険な恋のはじまりでした
どちらにしても、この子なら大丈夫だと奏と小春の結婚を認め、籍は

二人に任すことにした。

祝いの席を設け、組員に小春を紹介すると皆一様に、いつもと全く違う

奏の姿に目を丸くする。そんな様子を酒の肴に、俺自身も宴会を楽しんだ

この世界は卑怯で汚いことも多い・・どうか、この二人が末永く笑って

いられることを切に願った
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