拾いものは危険な恋のはじまりでした
コツコツコツ 地下の階段を下りてくる足音が聞こえてきた。

組長と相楽組の組長が部屋に入ってくる。

惨状を見て、相楽組組長は狼狽える

「これは、どういうことですか?何故、うちの京子が・・・」

「相楽、お前の娘はうちの奏の婚約者を攫ったうえ、ボコボコに殴る

蹴るで全治3週間の重傷だ。そしてな、組の奴らに廻させようとした

ギリギリ、間に合ってそこまでには至らなかったがな」

「ま、まさか・・・」

「娘を取るか、組を取るか・・・選べ」

「パ、パパ・・助けて!」

「京子・・・お前はなんてことをしてくれたんだ・・・。

悪いが、お前を助けるわけにはいかない。組の為だ、すまない」

「イヤ!嫌よ!パパ、パパ助けてよ!」

泣き叫ぶ娘を置いて、階段を上って地下を出て行く。

相楽組のお嬢はこれから一生陽の目は見ることができないだろう。

どこかの地下で、変態相手に生きることになる。

死んだ方がましだと思いながら生きていく、小春に手を出したんだ

簡単に殺してたまるか。自分が何をしたのか身をもって知ればいい。

「司、処理おけ」「了解」

司は、見た目は優しそうだが、かなりの鬼畜だ。目が爛々としてやがる

小春の元へと戻ろうと、地下を後にした
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