転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ ~次期皇帝と婚約なんて聞いてません!~
「それが、いつまで続くかわからないってことですか?」
「そういうことだ。父上のお心ひとつで俺の立場もどう変わっていくかわからない。だが、今の父上の母上や俺に対する信頼を見て、慌てて近寄ってくるような相手なら、信頼することはできないだろう」
今の状況だけを見てリヒャルトに近づくような者ならば、皇帝のリヒャルトに対する信頼が失われたならば、またすぐに離れていくだろう。
それは、そうかもしれないが、それとヴィオラと婚約することは別問題のはずだ。
だが、リヒャルトがこうやってヴィオラの前で心情を明かしてくれるというのは珍しい。くすんと鼻をすすったら、ポンポンとなだめるように背中を叩かれる。
(……完全に、子供扱いされてる)
「だから、今回のことは気にしなくていいんだ」
そう言ってくれるのは嬉しい――けれど。
間違っているという思いはぬぐえないまま、ヴィオラはリヒャルトの肩に額を預けた。
もう少しだけ、このままでいても怒られませんように――と、心の中でつぶやきながら。
「そういうことだ。父上のお心ひとつで俺の立場もどう変わっていくかわからない。だが、今の父上の母上や俺に対する信頼を見て、慌てて近寄ってくるような相手なら、信頼することはできないだろう」
今の状況だけを見てリヒャルトに近づくような者ならば、皇帝のリヒャルトに対する信頼が失われたならば、またすぐに離れていくだろう。
それは、そうかもしれないが、それとヴィオラと婚約することは別問題のはずだ。
だが、リヒャルトがこうやってヴィオラの前で心情を明かしてくれるというのは珍しい。くすんと鼻をすすったら、ポンポンとなだめるように背中を叩かれる。
(……完全に、子供扱いされてる)
「だから、今回のことは気にしなくていいんだ」
そう言ってくれるのは嬉しい――けれど。
間違っているという思いはぬぐえないまま、ヴィオラはリヒャルトの肩に額を預けた。
もう少しだけ、このままでいても怒られませんように――と、心の中でつぶやきながら。