転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ ~次期皇帝と婚約なんて聞いてません!~
(そういえば最近、ジャニス妃があちこちの貴族と連絡を取っているって噂、本当なのかな……?)
クィアトール宮の少女達も、ヴィオラにとっては大切な情報収集の相手である。たしか、誰かがそんなことを言っていたような気がする。
(でも、ミナホ国との国交を正式に開くのは反対なんだよね……?)
ジャニス妃は反対の立場をとるとして、セドリックはどうなんだろう。相手が何を考えているのかわからず、ヴィオラはじっとセドリックを見つめた。
「お前は、ずいぶん小さいんだな。お前だろ? 最近の兄上のお気に入りって」
「……お、お気に入りかどうかはわかりません。ただ、満月宮でお世話になっているのは本当のことです」
「ふぅん」
意味ありげにそれだけ言ったセドリックが、ヴィオラの顔を凝視してくる。
「――そういや、お前、兄上と婚約するって本当か?」
それを、今、この場で聞くんだろうか。あまりにも真正面からぶつけられた言葉に、ヴィオラの反応が遅れた。
「そ、その……」
「なんで、ヴィオラとリヒャルト皇太子が婚約するんだよ。ヴィオラは、俺との縁談があっただろ。今、母上がイローウェン王国に申し込みに行ってるよな?」
「えっと、それは……」
真横にいたタケルがすかさず食いついてくる。
クィアトール宮の少女達も、ヴィオラにとっては大切な情報収集の相手である。たしか、誰かがそんなことを言っていたような気がする。
(でも、ミナホ国との国交を正式に開くのは反対なんだよね……?)
ジャニス妃は反対の立場をとるとして、セドリックはどうなんだろう。相手が何を考えているのかわからず、ヴィオラはじっとセドリックを見つめた。
「お前は、ずいぶん小さいんだな。お前だろ? 最近の兄上のお気に入りって」
「……お、お気に入りかどうかはわかりません。ただ、満月宮でお世話になっているのは本当のことです」
「ふぅん」
意味ありげにそれだけ言ったセドリックが、ヴィオラの顔を凝視してくる。
「――そういや、お前、兄上と婚約するって本当か?」
それを、今、この場で聞くんだろうか。あまりにも真正面からぶつけられた言葉に、ヴィオラの反応が遅れた。
「そ、その……」
「なんで、ヴィオラとリヒャルト皇太子が婚約するんだよ。ヴィオラは、俺との縁談があっただろ。今、母上がイローウェン王国に申し込みに行ってるよな?」
「えっと、それは……」
真横にいたタケルがすかさず食いついてくる。