転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ ~次期皇帝と婚約なんて聞いてません!~
◇ ◇ ◇
ヴィオラがラファエラ妃から呼び出されたのは、それから数日後のことだった。
(ラファエラ妃と、お会いしたことはあるけれど……今まで、個人的にお話したことはないのよね)
ジャニス妃のところに呼ばれた時、ラファエラ妃も同席していた。
あの時、あまりいい感情はもてなかったから呼び出しに応じるのは気が進まなかったけれど、ラファエラ妃の方が目上の立場なので、断ることもできない。
「ねえ、ニイファ。なんで私を呼び出すのかな」
「皇帝陛下の話を聞きたい……とかでしょうか。あとはミナホ国との交渉が進んでいるかどうか確認されるとか。最近、陛下はカミュエル宮を訪問していないそうですから」
「そんなことで呼び出されても困るわ。何を話したらいいのかわからないもの」
食事の場で同席することはあっても、それだけ。
他に何があるというわけでもないのだ。政策の話とか聞かれたらどうしよう。
妃の元に向かうという理由から、紺のドレスに着替えさせてもらう。
ニイファが付き添ってくれたけれど、ニイファがいてくれてもドキドキしてしまう。ラファエラ妃の住まいは、カミュエル宮という建物だ。
ヴィオラが授業を受けているクィアトール宮よりも大きく、立派なつくりだ。
ヴィオラがラファエラ妃から呼び出されたのは、それから数日後のことだった。
(ラファエラ妃と、お会いしたことはあるけれど……今まで、個人的にお話したことはないのよね)
ジャニス妃のところに呼ばれた時、ラファエラ妃も同席していた。
あの時、あまりいい感情はもてなかったから呼び出しに応じるのは気が進まなかったけれど、ラファエラ妃の方が目上の立場なので、断ることもできない。
「ねえ、ニイファ。なんで私を呼び出すのかな」
「皇帝陛下の話を聞きたい……とかでしょうか。あとはミナホ国との交渉が進んでいるかどうか確認されるとか。最近、陛下はカミュエル宮を訪問していないそうですから」
「そんなことで呼び出されても困るわ。何を話したらいいのかわからないもの」
食事の場で同席することはあっても、それだけ。
他に何があるというわけでもないのだ。政策の話とか聞かれたらどうしよう。
妃の元に向かうという理由から、紺のドレスに着替えさせてもらう。
ニイファが付き添ってくれたけれど、ニイファがいてくれてもドキドキしてしまう。ラファエラ妃の住まいは、カミュエル宮という建物だ。
ヴィオラが授業を受けているクィアトール宮よりも大きく、立派なつくりだ。