転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ ~次期皇帝と婚約なんて聞いてません!~
とても刺激的な、香辛料を使った独特の香り。その香りだけで、食欲がそそられる。
(これって、まさか……カレー……?)
カレーは、香辛料の組み合わせで味ががらりと変わる。日本にいた頃は好物だったし、オストヴァルト帝国に来てから、作ろうと思ったこともあった。
だが、満月宮の厨房を確認したところ、必要な香辛料がそろっていなかった。
市場に行けば香辛料は買えるだろうが今は寒い。市場を回るのも大変だし、あたたかくなってからでいいだろう。
だいたい、帝国の人達の口に合うかどうかもわからないなどと理由はいろいろあって、後に回していたのだ。
(本当に、カレーなのかな……?)
鼻をくんくんさせながらそわそわしている間に、ワゴンが運び込まれてきた。
空になったお重が下げられ、各自の前に銀の皿が置かれる。新しいナイフやフォーク、スプーンも用意された。
銀の皿に丸く盛り付けられた炊き立てのご飯。その上にかけられた独特の食欲をそそる香りのするソース。
各自の前に、漬物やニンニクをフライにしたものなど、付け合わせが盛られた小皿も並べられる。
「これは……」
皇帝は、眉間に皺を寄せて皿を覗き込んだ。皇妃も、見たことのない料理に困惑しているようだ。
(これって、まさか……カレー……?)
カレーは、香辛料の組み合わせで味ががらりと変わる。日本にいた頃は好物だったし、オストヴァルト帝国に来てから、作ろうと思ったこともあった。
だが、満月宮の厨房を確認したところ、必要な香辛料がそろっていなかった。
市場に行けば香辛料は買えるだろうが今は寒い。市場を回るのも大変だし、あたたかくなってからでいいだろう。
だいたい、帝国の人達の口に合うかどうかもわからないなどと理由はいろいろあって、後に回していたのだ。
(本当に、カレーなのかな……?)
鼻をくんくんさせながらそわそわしている間に、ワゴンが運び込まれてきた。
空になったお重が下げられ、各自の前に銀の皿が置かれる。新しいナイフやフォーク、スプーンも用意された。
銀の皿に丸く盛り付けられた炊き立てのご飯。その上にかけられた独特の食欲をそそる香りのするソース。
各自の前に、漬物やニンニクをフライにしたものなど、付け合わせが盛られた小皿も並べられる。
「これは……」
皇帝は、眉間に皺を寄せて皿を覗き込んだ。皇妃も、見たことのない料理に困惑しているようだ。