キミの溺愛は甘すぎる。




いつまでも私のことを“子供”としてしか見てくれない優翔に、女として見てもらうためには。

これしかない。


絶対に色気たっぷりの女に生まれ変わってやるという気持ちが前に出て、勢いで言ってしまった。

つまりもう逃げられない。


「何言ってるの、鈴華。
お願いだからそんなことはしないで」

「いつまでも子供扱いは嫌なの!
絶対にギャフンと言わせてやるんだから!」


私を女だと意識してくれたら、少しは進展するかもしれない。

そう願いを込めての行動だ。


じーっと優翔から目を逸らさないでいると、彼が少し考え込むような動作へと変わり。

すると何か思いついたのか、パッと明るい表情へと変わった。


そのような表情を見て嫌な予感しかしない。

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