キミの溺愛は甘すぎる。
「そ、んなことしないでよ…!」
「わかってる、しないよ」
その言葉に安心したのも束の間。
ニヤリと優翔が悪そうな笑みを浮かべたかと思うと、突然耳元に顔を寄せてきて。
「鈴華の口から許しを貰えるまで、ね?」
含みのある言い方。
思わずビクッと体が震えてしまう。
反応したら負けだというのに、すでに手遅れである。
「やめ…っ」
力いっぱい優翔を押しのけようとしたけれど、まったく力が敵わない。
「鈴華、俺は誘いに乗ってるだけだよ」
「え……」
「今の鈴華にまんまとハマってる。
誰にも渡したくないから」
じっと私を見つめる瞳はどこか野性的で。
ドキッと胸が高鳴る。
初めて見るかもしれない優翔の表情。