キミの溺愛は甘すぎる。
そう考えたら途端に悲しさに襲われて。
切ない気持ちでいっぱいになって。
目から涙が零れ落ちてしまう。
「鈴華、どうして泣くの?」
「だって…優翔が」
「俺がどうしたの?」
「遠回しに引き離してくるからっ……」
胸が痛い。
一方通行なこの想いが、さらに自分を苦しめる。
「そんな悲しい顔しないで。
引き離すつもりなんてないよ」
「じゃあ、どうし…んっ」
その時。
いつまでもうだうだ言っている私が面倒と思ったのか、唇を無理矢理塞ぐようにしてキスしてきた優翔。
「落ち着いて、鈴華」
ほら、今だって優翔は余裕ありげで。
穏やかに微笑んでいる。
「……っ」
「泣いたらもっとキスするよ」
「そんなの嫌っ…」
こんなやり方で黙らせようだなんて。