144本のバラの花束を君に
昼食は、エリックがよく行っているという店で取り、二人はまたロンドン観光を楽しむ。

バッキンガム宮殿の庭、ケンジントンガーデンと合わさっている緑豊かなグリーンパークで二人はのんびり過ごすことにした。

「とても素敵な場所ね」

静音は新鮮な空気を思い切り吸い込み、言った。エリックと手はずっとつないだままだ。それが静音にとって夢のようだと感じるほど、嬉しい。

「ロンドンの癒しの場所として、観光客だけじゃなくてサラリーマンなども訪れるんだ」

エリックの説明に、静音はしっかりと耳を傾ける。エリックとデートする時間はとても特別だ。

次に二人は、リバディ百貨店を訪れた。ロンドンでも代表的なチューダー・リバイバル様式のもので、世界的にも有名な老舗デパートだ。木の柱が張り出している独特な外見が特徴だ。

静音はそこで、服やお土産を見たりした。アクセサリーを見ていた時に、エリックが「よかったら、買うよ」と言ってくれたので静音はまた驚く。
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