クールな騎士団長はママと赤ちゃんを一途に溺愛する
リアナの体調が戻ると、エルドラ王女が訪ねて来た。
「熱が下がったみたいで良かったわね」
「はい、ご心配をおかけしました」
「別に心配してないわ」
冷たく言われ、リアナは苦笑いを零した。
彼女の特殊な性格はリカルドに聞いているので傷つきはしないが。
悪気はないのだ。ただ思った事が直ぐに口に出るだけ。ただ王族としては非常にまずい性質だ。
その為、離宮に籠り何年も矯正して、大分改善したそうだ。
そんな王女の嫁ぎ先は、ディエス公爵家出身のエルドラ王女の叔母に当たる令嬢が嫁いでいる遠方の小国だ。
エルドラ王女をたしなめることが出来、それ程影響力のない国と言うことで嫁ぎ先に決まったとのこと。もちろん政略的な意味もあるが。
「熱が下がったみたいで良かったわね」
「はい、ご心配をおかけしました」
「別に心配してないわ」
冷たく言われ、リアナは苦笑いを零した。
彼女の特殊な性格はリカルドに聞いているので傷つきはしないが。
悪気はないのだ。ただ思った事が直ぐに口に出るだけ。ただ王族としては非常にまずい性質だ。
その為、離宮に籠り何年も矯正して、大分改善したそうだ。
そんな王女の嫁ぎ先は、ディエス公爵家出身のエルドラ王女の叔母に当たる令嬢が嫁いでいる遠方の小国だ。
エルドラ王女をたしなめることが出来、それ程影響力のない国と言うことで嫁ぎ先に決まったとのこと。もちろん政略的な意味もあるが。