エリート外科医といいなり婚前同居

そんな私の思いを知ってか知らずか、彼の手がそっとニットの裾から滑り込み、素肌を撫で始める。

私の反応を探るような、ゆっくりとした手つき。その優しいタッチがやがて胸のふくらみにたどり着くと、聞いたこともないような恥ずかしい声が、私の口からこぼれた。

「いいよ、千波……声、我慢しないで」

そんな礼央さんの言葉に導かれるようにして、私は彼の愛撫に感じるままに鳴き、心と体を甘く熟させていく。

……自分の体がこんなふうになるって、知らなかった。

恥ずかしいのに、もっともっとって、彼の舌を、指を。それからさらに自分を満たしてくれそうなものを求めて、どんどん動物みたいになっていく。

「千波……痛かったら、言って」

そうして私の中に入ってきた彼を、私の体はびっくりするほどすんなり受け入れ、甘く切ない快楽を全身に伝えた。

悲しくもないのに涙が浮かび、頭の中も、心も、体も。礼央さんでいっぱいになって、どうしようもなく彼が愛おしい。

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