エリート外科医といいなり婚前同居
すると、枕に肘をついて頭を支えながら私を観察していた礼央さんが、私のまぶたがトロンとしてきたのに気づき、クスッと笑う。
「……眠い?」
「そう、ですね……でも、シャワー浴びないと……」
「いいよ。眠ったまま風呂場に連れてって、洗ってあげる」
「えっ! それはいいです! っていうかそんなことされたらさすがに起きますって!」
冗談なのか本気なのかわからない彼の妖しげな言葉に、一気に眠気が覚めて慌てる。
「……まぁそれは冗談だけど。今度一緒に入ろうな、風呂」
軽い調子で誘われるけれど、私は悩んでしまう。
だって私、今日が初体験だったんですよ? お風呂なんて明るすぎるし、色々と恥ずかしい展開になるに決まっている。
勝手に不埒な妄想を膨らませ黙り込んでいると、礼央さんはさらにこう続けた。