雨宮社長の専属秘書は気苦労が絶えません
雨宮『もしもし、ひよこか』
陽和「はい、おはようございます。どうかされましたか?」
雨宮『……すぐに来てくれ』
今にも死にそうな声を出す雨宮。
陽和「もしもし? 大丈夫ですか?」
雨宮『……』
陽和「社長!?」
〇雨宮のマンション(昼)
相も変わらずピカピカに輝くタワーマンション。
このマンションはファミリー向けではないので、土曜日の昼でも子供の姿が見えない。
そのせいもあってか、小学生と幼稚園児を連れた陽和と匠はコンシェルジュにやや怪訝な目を向けられた。
ゆいゆい「しゅごーい、大きなおうち~」
陸「すげぇ、ソファフカフカ!」
陽和「あ、こら、陸!そんなところに座らないで。エレベーター来たから乗るよ」
匠「でも本当にすごいマンションだね。お姉ちゃん毎日ここに来てるの?」
陽和「うん、私も初めて来たときはびっくりしたよ」
そんなことを話しながら雨宮の部屋の前まで来た陽和は、念のためインターフォンを鳴らした。
鳴らしたところでどうせ出ないだろうと思っていたので、鍵を取り出し鍵穴に差し込もうとしたところ、
雨宮「ひよこ、助けてくれ……」
陽和「社長!?」
ドアを開けた雨宮が、その場で崩れ落ちるように膝をつく。
慌てて雨宮の体を支えた陽和は、匠に手伝ってもらいながらどうにか雨宮をリビングのソファに運んだ。
陽和「一体、どうしたんですか? どこが痛みます?」
雨宮「腹が……」
匠「熱があるみたいだよ、お姉ちゃん」
陽和「ほんと? 大変。お腹が痛いんですね?」
雨宮「腹が……」
匠「お腹が冷えて痛いとか?夏風邪かな」
雨宮「腹が……」
陽和「お腹が痛いのは分かりました。解熱剤あるかな?」
雨宮「腹が……減った」
陽和「はい、おはようございます。どうかされましたか?」
雨宮『……すぐに来てくれ』
今にも死にそうな声を出す雨宮。
陽和「もしもし? 大丈夫ですか?」
雨宮『……』
陽和「社長!?」
〇雨宮のマンション(昼)
相も変わらずピカピカに輝くタワーマンション。
このマンションはファミリー向けではないので、土曜日の昼でも子供の姿が見えない。
そのせいもあってか、小学生と幼稚園児を連れた陽和と匠はコンシェルジュにやや怪訝な目を向けられた。
ゆいゆい「しゅごーい、大きなおうち~」
陸「すげぇ、ソファフカフカ!」
陽和「あ、こら、陸!そんなところに座らないで。エレベーター来たから乗るよ」
匠「でも本当にすごいマンションだね。お姉ちゃん毎日ここに来てるの?」
陽和「うん、私も初めて来たときはびっくりしたよ」
そんなことを話しながら雨宮の部屋の前まで来た陽和は、念のためインターフォンを鳴らした。
鳴らしたところでどうせ出ないだろうと思っていたので、鍵を取り出し鍵穴に差し込もうとしたところ、
雨宮「ひよこ、助けてくれ……」
陽和「社長!?」
ドアを開けた雨宮が、その場で崩れ落ちるように膝をつく。
慌てて雨宮の体を支えた陽和は、匠に手伝ってもらいながらどうにか雨宮をリビングのソファに運んだ。
陽和「一体、どうしたんですか? どこが痛みます?」
雨宮「腹が……」
匠「熱があるみたいだよ、お姉ちゃん」
陽和「ほんと? 大変。お腹が痛いんですね?」
雨宮「腹が……」
匠「お腹が冷えて痛いとか?夏風邪かな」
雨宮「腹が……」
陽和「お腹が痛いのは分かりました。解熱剤あるかな?」
雨宮「腹が……減った」